7月4日、東京都内で『世界一の美女』を決めるコンテスト、ミス・ユニバース日本代表の最終選考が行われました。
全都道府県の美女47名のファイナリストから見事に選ばれたのはあの有名なリポーターの阿部祐二さんの娘、千葉県代表の阿部桃子さん(22歳)です。
朝の情報番組でも拝見しましたが、すらりとした長身で手足も長く美しい方でした。
さて、このミス・ユニバースですがただ美しいだけではなれないのをご存知でしょうか。
もともとは1926年から1935年までガルベストンで開催されていた『International Pageant of Pulchritude』として開催されていました。
しかし世界大恐慌と第二次世界大戦で1度はなくなってしまいます。
1952年にアメリカのパシフィック・ミルズ社(Pacific Mills)主催で再開されました。
第1回目の優勝者はミス・フィンランドの Armi Kuusela heffinerです。
ミス・ユニバースのコンテストでは世界80カ国もの国の美女が一同に集うのでその中で優勝を飾るのは大変難しいことです。
なぜなら、外見の美しさだけでは優勝することができません。
知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面や社会に積極的に活動できるかなどの社会性まで審査のひとつとなるのです。
あとは疲れたときの対応も見られるとか何とか・・・。
と、いうのもミス・ユニバースに選ばれた女性は1年間ニューヨークを拠点に世界中を巡ってHIV撲滅運動をするそうです。
疲れたときもそのそぶりを見せない。
そんな芯の強さも女性の美しさのひとつとして審査されるのでしょう。
ただ美人なだけの審査なら正直整形やメイクでなんとでもなれますが、内面も含むとなると相当難しいと思います。
世界大会で日本人ではじめての優勝者は児島明子さんです。(1959年)
この当時の映像はNHK名作選「みのがしなつかし」で見ることができます。
日本人としてだけではなく、アジア、有色人種としてはじめての優勝はとても誇らしいですね。
その後に続くのは2007年の森理世さんです。
実に48年ぶりの優勝となりました。
やはり自分の国の女性が選ばれるというのはうれしいですね。
ちなみに1番多く優勝者を出した国はアメリカ合衆国です。
65回開催されたうち、優勝回数は8回と最も多いです。
また、冒頭でもちらりと出しましたが、ミス・ユニバース・ジャパンの審査は各都道府県ごとにあるので自分の出身地や住んでいるところの方を応援するものいいですね!
ミス・ユニバースになるためにビューティーキャンプがあったりするようなので我こそは!という方は来年のためにぜひ各都道府県のサイトを参考にしてみてください。
女性が美しくありたいと思うのは世の常ですが、このように結果として残る、また出場したことで自信にも繋がるというのは大きな財産になりますね。
今後世界大会に行かれる阿部桃子さんにも大きなエールを送りたいです!
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